リモディ推薦参考書の

基礎英語長文問題精講 3訂版』の説明をいたします。

本参考書の使用有無に関わらず英語長文力アップの為に一読いただけると幸いです。

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英語に限らず多国語を学ぶときに大事な要素があります。

それは統語論(syntax)・意味論(semantics)・音韻論(phonology)。

簡単に言うと「構造」「音」「意味」です。

この3つをバランスよく高めることが多国語習得に繋がります。

 

今回紹介するのは、英語長文です。

どの入試でも避けては通れない英語長文読解。

 「勉強してるのに、長文問題の点数がなかなか上がらない……」

 「長文問題で安定して点数を取れるようになりたい……」

と考える人は多いのではないでしょうか。

長文は読めれば大きな得点源となり、さらに英語学習が楽しくなります。

長文読解力を身に付けていきましょう。

​☆基本情報

「基礎英語長文問題精講」は、長文読解で重要となる「精読」の力を養える参考書。厳選された長文問題が40題収録されています。

良質な長文問題が厳選されていて、精読の仕方を身につけることができます。

 

30年近く前からあるロングセラーの参考書で、2021年2月に改定されました。

主に改訂されたのは

 

・全40題のうち、半数を最新の入試傾向に合わせて入れ替え

・語彙や和訳に加え、記述式を含む全体内容把握など最新の入試傾向を反映した設問

・設問ごとの詳細な解説と、問題英文のテーマや背景知識に関するコラムを追加

・問題と解答解説を別冊にし、音声に対応する白文(空所などのないテキスト)も掲載

・すべての英文を音声化

 

などです。

レベル(難易度)は、難関大を受験する人にとってちょうど良く、難しすぎず簡単すぎず、適度に負荷をかけて長文読解できます。多読多聴教材として許容できる中で最長かつ最も複雑な文章が載っていると考えてください。本書を多読多聴したら、あとは過去問演習でOKです。

 

​☆基礎英語長文問題精講 3訂版の良い点

​ 1.充実した問題形式

様々な形式の設問が用意されていることです。語彙問題や文法問題、和訳といった記述式の問題も用意されており、英語力全体を底上げすることができます。色々な形式の問題に慣れるという点でも、非常に役に立つ参考書となっています。

 

​ 2.教養が身に付く

長文問題集には「単語の宝庫」という認識を持ちましょう。本書には、適度な難易度の語彙や熟語が多数掲載されており、一冊を通して圧倒的に語彙量を増やすことができます。

 

また、どれも良質な長文問題が厳選されており、英文を通して受験における頻出・重要テーマも勉強することができます。問題となっている英文のテーマや背景知識に関するコラムも掲載さてれいるため、受験全体を通して役立つ教養が自然と身につけられます。

​ 3.全英文の音声付き

本書の2訂版までは音源が付いていませんでしたが、3訂版から音源がつきました。

長文問題集で音源付きのものは多くありませんが、長文問題集に音源は必須です。

それは、

 

・音は流れていくため、強制的に語順通りに意味を取るようになる

・ネイティブスピーカーのナチュラルスピードがわかる

・音がナチュラルスピードで流れていくので日本語を介する余裕がなく、結果として日本語を介さず英語を英語のまま理解できるようになる

・音読が「音韻処理の自動化」に繋がるが、音源がなければ正しく音読ができない

 

といった理由があるからです。

スマホ一つで手軽に復習できるので、通学時やスキマ時間にぴったりです。

​ 4.長文要約と問題演習の両方が学習できる

基礎英語長文問題精講」は問題演習とは別に自身で長文要約の学習をするのにも適した書です。

長文要約で求められる力は英文を正確に和訳することではなく、重要なポイントを見極めることです。英語長文を読むスピードが遅いことに悩んでいる生徒さんたちでよくあるケースとして、一語一語正確に訳そうとしすぎていることがあります。

スピードを上げるために重要なのは英語→日本語の訳出を早くすることではなく、そもそも正確に理解するべき箇所はどこかを見極めることにあります。

英語の文章の多くは「(i)筆者の主張したいこと+(ii)主張を補足する情報」という構成で成り立っています。長文読解においては(i)を理解できているかが重要であり、(ii)を正確に和訳することはあまり意味がありません。(ii)の文章に下線が引かれていて「和訳せよ」という問題が出たら初めて正確に読む程度で良いのです。

このトレーニングを積むことにより長文読解にメリハリがつき、読解スピードが格段に上がります。

​☆基礎英語長文問題精講 3訂版を使う時の注意点

​ 1.「読み方」や「解き方」を指南してくれるわけではない

長文で点を取るためにいかに読み、いかにして解くか、といったことについてはあまり詳しく書かれていません。「この文章のこの問いはこれが答えになる」という解説はありますが「この手の問題はこう解いたらいい」といった一般化・抽象化された読み方については載っていないのが残念なところ。

 

よって本書は問題を解くことには深い意味はなく、多読多聴用教材の色合いが強いです。

長文の解き方という点で言えば、『基礎英文問題精講 4訂版』の「文脈編」、『英語長文Rise 読解演習 3.標準~難関編』がオススメです。

 

​ 2.5文型による解説がないので読み方に注意

長文読解で必要なのは、S,Vを見つけ、意味のカタマリで文章を読み下していき、複雑な文章は5文型の構造を見抜いて精読する力です。

しかし、本書の解説には5文型による構造解析の載っていません。同シリーズの『基礎英文問題精講 4訂版』で構造解析する力は身につくので、本書の前にやるとよいでしょう。

​☆基礎英語長文問題精講 3訂版の学習例

参考書というのは、取り組む人によってやる目的もやり方も変わってきます。

そして、それぞれの人がやる目的・やり方も違うのです。ですので、

 

 ・自分はなぜこのテキストをやるのか

 ・自分はどんなやり方で学習していくのか

上記を考えた上で、取り組んでいきましょう。

問題演習をする上での大原則は次の2つです。

 1.答え合わせはじっくり

 2.間違えた問題は間をおいて必ず復習する

 

長文演習の要は答え合わせにあると言っても過言ではありません。問題を解いた後は、じっくりと解答・解説を読み込みましょう。間違えた問題はもちろん、正解した問題も、本当に考え方が合っていたかどうか確認しましょう。徹底的に答え合わせをすることで、今後同じような問題が出た際に自信を持って解答できるようになるはずです。

 

また、間違えた問題は必ず復習しましょう。復習をおろそかにしたまま別の問題集に手を付けるよりも、同じ問題集に繰り返し取り組む方が学習効率が高いです。全ての問題を一通り解き終えたら、2周目は間違えた問題を中心に解き直すことをおすすめします。

補足:付属音声を活用する

基礎英語長文問題精講では、40の長文問題が全て音声化されています。旺文社リスニングアプリ「英語の友」でも聞くことができます。これを活用しない手はありません。問題を解き終わった後、復習として音声を聞くことをおすすめします。

 

〇 問題精講の学習例

STEP 1:まずは何も見ずに自力で設問を解く

STEP 2:解答と解説を見て答え合わせをする

STEP 3:リスニングする

STEP 4:パラレルリーディングする

​ STEP 1:まずは何も見ずに自力で設問を解く

まずは問題を解きます。1問あたり20分を目安に解いてください。

​ STEP 2:解答と解説を見て答え合わせをする

解説を読んで採点します。わからない単語は単語帳で調べ、単語帳に載っていないものはストックノートにストックします。「精講」に目を通して文法や文章構造で疑問点が残らないようにしましょう。全訳も確認し、英語と日本語を紐付けます。

​ STEP 3:リスニングする

英文が黙読できるようになったら、リスニングをして聴き取れるか確認しましょう。リスニングは「負荷を高めた長文読解」です。聴き取れなかったり、意味がとれなかったら、解説を読んで確認しましょう。

​ STEP 4:パラレルリーディングする

リスニングできたら、次は「文章を目で追い」「音源を聴きながら」「音読する」というパラレルリーディングを行ってください。

 

パラレルリーディングは作業にならないよう注意が必要です。必ず、パラレルリーディングしながら英文の意味も理解している状態にしてくだ上記ができたら1長文は終了です。1長文あたり1時間はかかると思いますが、やりきれば比較的難しい長文を素早く読み取れるようになるでしょう。

 

STEP1~4ができたら1長文が終了です。1長文あたり1時間はかかると思いますが、やりきれば、比較的難しい長文を素早く読み取れるようになります。

目安としては、

 レベル1:自力で解ける状態になっている

 レベル2:リスニングで長文の内容が理解できる

 レベル3:パラレルリーディングしながら長文の内容が理解できる

です。

​☆基礎英語長文問題精講 3訂版」を用いた志望校合格のための勉強計画の作成

「基礎英語長文問題精講 3訂版」は以下より購入できます。早速学習していきましょう。

また、基礎英語長文問題精講 3訂版を使用する上で大切になるのが「いつの時期にどれくらいのペースで勉強するのか」という学習計画です。

例えば、英語学習の中でも単語ではなくて文法・解釈・長文読解のいずれかをまずは鍛えるべきかもしれませんし、そもそも英語より数学をやるべきかもしれません。

塾や予備校、学習アプリ等を利用していても一番学力が身に付く自習の質が悪いと時間を無駄に消費することになります。難関大合格のためには自習時間の中でいつ何をすれば良いのかが最重要なのです。しかし、この計画を個別最適で作成することは高校生自身は言うまでもなく、大手予備校と言えど困難です。それは作成者が難関大合格へ戦略を知っている事と生徒一人一人の現状を正確に判断する必要があるからです。

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