現代文の成績がなかなか伸びない理由は人によって様々ですが、代表的なものをざっくりと3つ挙げてみると

 

 ・そもそも本格的に勉強していない

 ・文章が読めていない

 ・問題を解く時の考え方にズレがある

 

というものがあります。

そんな生徒さんが一番最初に取り組むべきことは「なぜ伸び悩んでいるのか」見つめ直してみることです。

 

ただ、「自分に合ったレベルの参考書がどれなのかわからない」。特に入試までの残り時間が短くなってくると、「簡単すぎる問題集をやるのは時間がもったいないのではないか?」といった不安や、「最短で高得点が取れる参考書はどれなのか?」と気になったりするものです。

 

そういう場合にお薦めなのは、レベルが異なる2つの候補があった場合まず、難しい方を解いてみることです。難しい方にチャレンジして、しっかり理解が追いつくようであればその問題集から解けばよいですし、そうでなければレベルを下げた方の易しい問題集に着手するのが良いです。悩むより、まずは試してみましょう。

 

または、簡単な方の問題集を初見で解けるかどうか試してみて、8割以上正解できるかどうかを試してみるという方法でも大丈夫です。もし、正解率が8割を切るようであればその問題集から順番にやっていった方が効率よく実力が身につきます。現代文で言えば、今回紹介する参考書より少し難しいレベルの参考書として『現代文読解力の開発講座』があります。どちらから手を付けていいか迷う場合には、まず解いてみて正答率をチェックする方法がオススメです。

今回、全ての生徒さんにそろってお勧めするのが、

入試現代文へのアクセス 基本編

です。

​☆基本情報

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同シリーズは『基本編』『発展編』『完成編』があります。

 ・入試現代文へのアクセス 基本編 (共通テストレベル)

 ・入試現代文へのアクセス 発展編 (早慶上智レベル)

 ・入試現代文へのアクセス 完成編 (旧帝大早慶レベル)

 

『入試現代文へのアクセス 基本編』は、現代文が苦手な人にもおすすめできる分かりやすい参考書です。全部で16題の問題が載っていて、本文の構造や問題の解き方などを詳しく解説してくれる良書。現代文の偏差値が40台など、かなり苦手意識のある人でも解き進めることができるので最初の1冊目として最適です。

 

現代文の問題を解くのが苦手な場合、いくつかの原因が考えられます。1つは、読解力不足。本文の内容について理解するという意味もありますが、それ以上にそれぞれの問題で何を問われているのか?を読み取るための読解力が不足していると得点が取れません。また、現代文でよくテーマになる概念や考え方に対する知識がないと、出題の意図を読み取りにくくなってしまうという場合もあります。

 

こうした苦手の原因を解消するために役立つのが「現代文へのアクセス」シリーズです。レベル別に3冊出版されていますが、今回紹介する「基本編」が最も簡単になっています。1つ1つ順番に解き進めて、現代文を解く為に必要な考え方を身につけましょう。

 

​☆入試現代文へのアクセス 基本編の良い点

​ 1.きめ細やかな語句解説

本書では「現代文でよく登場するけど、意味が分かりにくい重要な語句」についての解説が充実しています。

例えば、「啓蒙主義」「概念」「理性、合理主義」「近代」といった現代文ではよく出てくる単語です。

単語の意味が分かるように、本書では「現代文特有の重要な言葉」について、時には1ページ丸ごと使って解説するなど、かなり丁寧に用語を解説してくれています。

そしてこれらの意味を正確に押さえていると、文章の理解度も格段に増すので必ず押さえておきましょう。

 

​ 2.文章の内容の解説が丁寧

文章の解説がとても充実しています。各段落が何を述べようとしているのか、というマクロな視点から、ここの指示語は何を指しているのか、これは何のたとえなのかというミクロな箇所まで余すところなく説明されています。

 

この解説を一通り読めばある程度難解な文章でもしっかり理解出来るはずです。それに加えて簡潔な要約も載っており、大意把握にも困りません。

​ 3.設問の解説が丁寧

選択肢の問題であれば、なぜこの選択肢が正解でこれが誤りなのかを丁寧に説明してくれますし、抽象的なテクニックとして「こういうふうに読むと良い」というのが明瞭に説明されており、広く役立つ力が身につきます。

 

解けない問題があったときは、解説を読むことでなぜそれが答えになるのか、そしてこういう問題はどういうアプローチをすればいいのかが理解出来るはずです。

 

また、文章に登場した難しい単語をまとめてピックアップしてあるため、現代文読解に必要な語彙を学ぶことが可能です。

​ 4.読解と解法のポイントを分けて解説

「本文の解説」と「設問の解説」にそれぞれ、「読解のポイント」と「解法のポイント」が付いています。

 

読解のポイントとは

 ・難解な表現や用語であまり立ち止まらず、先に読み進もう

 ・同じような内容の言いかえに注目しよう

といった、現代文を読む際にはいつも意識しておきたいポイントのことであり、

 

解法のポイントとは

 ・傍線や空欄の問題ではその前後の文脈をよく確認し、解答の方向を見極めよう

 ・~の違いを述べよという問題では2つを対比させて答えよう

といった、文章の内容にかかわらず現代文の設問を解くときにいつも意識しておきたいポイントのことです。

 

これらをしっかりと把握しておくことで、どんな文章が出てもどんな設問が出ても常に対応できる力を養うことが出来ます。

​☆入試現代文へのアクセス 基本編を使う時の注意点

​ 目標時間が設定されていない

目標時間が設定されていないので、自分で設定するか、気にせず解いてかかった時間をメモして見てください。解説を読む際は、ここまでの参考書で学んだことを適用しながら読もンでください。

 

全て解けたら時間をおいてもう 1 度解き直しましょう。その際は 1 周目のタイムを上回ることを意識してください。

 

​☆入試現代文へのアクセス 基本編の学習例

参考書というのは、取り組む人によってやる目的もやり方も変わってきます。

そして、それぞれの人がやる目的・やり方も違うのです。ですので、

 

 ・自分はなぜこのテキストをやるのか

 ・自分はどんなやり方で学習していくのか

上記を自分で考えたうえで、取り組んでいきましょう。

 

〇 学習例

STEP 1:ゴールを決める

STEP 2:自力で本文を読んで設問を解く

STEP 3:解説を見ながら解答をチェックする

STEP 4:本語句の意味を押さえる

STEP 5:しばらく時間をおいてから復習する

​ STEP 1:ゴールを決める

参考書に取り掛かる時はまずゴールを決めてください。

ゴールとは「いつまでに偏差値をどれくらい上げるのか」ということです。

このゴールを達成するために、自分は何をいつまでにやるのか、日ごと・週ごと・月ごとのスケジュールを決めていきます。

ゴールを決め計画を立てないまま学習を始めると、能率効率が悪くなり、時間を有効に使えなくなります。まずはゴールを決めて、「それを達成するためには何をいつまでに終わらせたらいいか」のスケジュールを立ててください。

​ STEP 2:自力で本文を読んで設問を解く

まずは問題を解いていきましょう。

 

解く際、しっかり内容を把握するように努めてください。

​ STEP 3:解説を見ながら解答をチェックする

問題が解き終わったら、解答・解説を読みましょう。

問題集を解いているときに一番多いのですが、解答を見て〇か×かを見て終わりにしてしまう人がいます。それでは読解力は身につきません。

 

問題を解き終わったあとの復習が読解力に結びつくのです。

ですので、問題が解き終わり答え合わせをしたらしっかり解説を読み込んでください。

 

具体的になにをすればいいかというと、

 ・なぜその問題を間違ってしまったのか、課題を分析

 ・分析した課題をどのようにしたら解決できるかどうかを考える

という感じで勉強していくといいでしょう。

 

問題を解けたか解けなかったで一喜一憂するのではなく、なぜその問題を間違えてしまったかの原因分析をして、その原因を解決しないことには、いつまで経っても同じような問題を解けるようにはなりません。

 

ですので、問題を解いて答え合わせをしたら、解けなかった問題を理由を説明しながら解けるようになるまで、復習を徹底してください。

​ STEP 4:語句の意味を押さえる

現代文の勉強をしていて、読めない文章に出会うことがあると思います。

読めない場合のパターンは大きくわけて2種類あり、1つが語彙の不足・もう1つが読解力の不足のいずれかです。

 

ですので、わからない語彙は意味を確認しておきましょう。

現代文はほかの科目と違って、決まった単語帳をやりきるみたいなことがあまりないので、文章で出会った語彙に関しては、ノートなりにまとめておぼえてしまいましょう。

​ STEP 5:ズレを確認し時間をおいて復習する

解説を読んだだけでは「読解法は分かったけど、いざ文章を読むと出来ない」という状態に陥ります。読解力は身につきません。なぜなら、読解力を習得するには「読解力の理解」と「慣れ」が必要だからです。

 

文の解説を読んで、自分の読解方法とのズレを確認しましょう。

 

現代文は、いかに文章の構造を読み取って読解するかが重要になってきます。

 

『入試現代文へのアクセス 基本編』は文章構造の解説がわかりやすく書いてあるので、自分がどこで文章構造の読み取りで間違ってしまったのかというところを復習することができます。

 

ですので、『入試現代文へのアクセス 基本編』に取り組む際には、文章構造をどうやったら読み取れるのかというところを意識しつつ、本文の解説を読み込んで、自分の読解法と正しい読解法の間にあるズレを確認しましょう。

 

同じ問題であっても、解説を読んだ後にもう一度解き直すことで、読解力が身につくようになります。

そして解説を読むというのは「読解力の理解」に該当し、

それを身につける「慣れ」のために、もう一度問題を解くということが必要になってくるのです。ですから、必ず解説を読んだ後に同じ問題を解き直すようにしましょう。

​☆入試現代文へのアクセス 基本編」を用いた志望校合格のための勉強計画の作成

「入試現代文へのアクセス 基本編」は以下より購入できます。早速スタートしていきましょう。

また、入試現代文へのアクセス 基本編を使用する上で大切になるのが「いつの時期にどれくらいのペースで勉強するのか」という学習計画です。

例えば、現代文学習の中でも単語ではなくて文法・解釈・長文読解のいずれかをまずは鍛えるべきかもしれませんし、そもそも現代文より数学をやるべきかもしれません。

塾や予備校、学習アプリ等を利用していても一番学力が身に付く自習の質が悪いと時間を無駄に消費することになります。難関大合格のためには自習時間の中でいつ何をすれば良いのかが最重要なのです。しかし、この計画を個別最適で作成することは高校生自身は言うまでもなく、大手予備校と言えど困難です。それは作成者が難関大合格へ戦略を知っている事と生徒一人一人の現状を正確に判断する必要があるからです。

​これらの課題にを解決するのが、

東大生による難関大合格の為の学習計画作成 リモディ』です。

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